年金受給BBA占い師の「運命はつらいよ」!!

怪しくて胡散臭い職業、そしてなくならない仕事、それは占い師、人生の悪天候を抱えた人に今日も対峙するBBA占い師の独り言。

ふりんちゃんは夜やってくる!

夜間待機していると相談の

100%はふりんちゃん

不倫男女の濃い、いや恋話

占い師になる前は、こんなに世の中の誰もが危ない恋をしているなんて思わなかった。

自分が恋愛体質じゃないからね。

大昔に亡くなった明治生まれの祖父は、初体験が数え13歳だから今でいうと小学校6年生?

相手は14歳のお女郎さんで、2人で写真館で記念撮影をしている写真を、祖父の法事の時にみんなで見た笑

写真の裏に拙い字で

「ワシガオトコニナッタ日、オハナト」

そうかこの幼い女郎は、お花という名なのか。

うつろな無表情の少女は、遠くを見るような目が印象的だった。

自分の未来なんかとっくにあきらめている目。

今ならとんでもない虐待事案だ。

そしてここから始まった祖父の女道楽は、86歳で死ぬまで続き、最後は50代の愛人の家で亡くなった。

浮気は男の甲斐性とほざいていたろくでなし

けれど面と向かってジジイに悪態をついた孫娘はBBAの今、毎日浮気女、浮気男の話に耳を傾けている。

ジジイはあの世でどんな顔をして、私を見ているのかな?

毎朝鏡を見るたびにクソジジイを思い出すんだ。

だって私の顔、ジジイに似てるんだもん!!

でも中身は違うよ。

不倫はしない。

不倫話を聞いて、稼いでいるだけだからね。

相手の気持ちを知りたい。

相手の気持ちを知りたい

こういう相談は非常に多いです。

そんなの直接聞けばいいじゃないかと思うでしょう?

 

けれど聞けない乙女心

いやいや男性もだし、50代でもそんな感じ。

聞くのが怖いのか

嫌われるのが怖いのか

 

だからカードを展開して、滔々と話し出すと電話の向こうで息を殺して聞き入るのがわかる。

 

ワタクシは良いことも悪いこともはっきりいうから、人によってはショックを受ける人もいるけれどね。

 

けれど人間の感情なんてほんとーにすぐ変わる。

 

ちょっとした口喧嘩の後とか

楽しい話で盛り上がった後とか

それだけでも相手への気持ちの波が違ってくるのにね。

 

なのにいつも相手の顔色を伺ってびくついているような受け身の人生。

 

幸せなのかな?

 

1分何百円も出して、占い師に相手の気持ちを探ってくる人の可哀想さ。

コミュニケーションを養う術を知っていれば、こんな苦しみはないのにと思う。

 

だから占い師という職業が成り立つんだけれど。

 

お金のことより、たくさんのこういう人を見ていて、大人になる過程でもっと心の成り立ちみたいなことを学べる時間や場所があればなあと毎日思う次第です。

 

 

誰でもなれる占い師だが、実に人を選ぶ職業です。

占い師は何にも資格がいらない

独学でちょろっと勉強するだけで、ハイ!今日から占い師でございます!

 

横浜中華街にいる知人から聞いたが、手相の本を読んだ次の日から占い館に出て、そこそこの稼ぎという。

なので明るくて物おじせずに、誰とでも話すことができれば、すぐになれる職業

 

けれどけれど、長く続けるにはそう簡単ではない。

これ宿命に背負った運勢エネルギーというのが大事なのだ。

 

占術やその流派によって違うけれど。

生まれついての持っているエネルギーは個々に違う。

 

多い少ないになんの良し悪しもなく、強い人はお客さんの不幸話を自分とは割り切ってきけるし、弱めの人はお客の気に飲まれて、負けてしまう傾向あり。

 

だから電話鑑定会社の高額報酬に釣られて、占い師を目指すけれど、半年以内に8割近くは離脱してしまう。

会社によって違うけれど、大体そのくらい。

 

彷徨いそして同じことを繰り返す、迷える子羊(お客さん)たちを、温かい慈悲の心で救いの情けをかけていく観音菩薩か、それとも1分でも長く伸ばし鑑定料を爆上げしていく悪魔か。

 

いや悪魔じゃない

ただすがってくる子羊の話を聞き、お客さんの言っている全てを認めるカウンセラーか?

ちょっとこれは良く言い過ぎだけど。

 

そのぐらいおのれをコントロールできなければ、この仕事は続けられない。

 

年収1000万以上稼げる電話占い師

大きく稼ぐ人は不思議と実に寡黙なのだ。

鑑定でもそう。あまり喋らない。

けれどこれも辛い(涙)

だからワタクシはまだそこまで稼げていない。

喋りすぎるからね(笑)

このブログで特に伝えたいことはありません。

すぐ忘れてしまう占い師

 

60代のBBA占い師が、日々の鑑定の反省と深淵なる人間の業(ごう)の吐き出し先になる占い師の日常を記録したくてブログを始めました。

何しろワタクシはすぐ忘れてしまう。

いやこれは物忘れじゃない。

 

つまり不思議なことに、つまらない話は覚えているのに、お金が(鑑定料)絡むと、その話の内容をすっかり忘れてしまうというクセがある。

アハハ

 

これ実は自慢していいことなのだ。

まずお客の「負のシャワー」を浴びにくい。

 

占いは幸せな人は受けない。

全員お悩みや不幸を背負って、ドロっとドヨ〜ンとしたものを背負ってくる。

ほとんどの占い師はここでお客の「気」に負けてしまう。

 

ワタクシは負けません。

 

そりゃあ鑑定中はお客の相談には全集中で鑑定し、結果を出して伝えていくけれど、どんなに悲惨でどんなに大変な状況でも

ワタクシの人生ではない!!

だからそこは淡々と、そして他人事だからね。

 

なので冷静に人様の運命を読み解くってこと。

年金6万5千円弱

月収ウン十万円のBBA占い師

 

人様の悩みの多さが占い師の収入の多さ

 

そんな占い師の裏話、いや占話

今日から書いていきますよ〜

 

期待しないでください。

自分の忘れ癖のメモだから。